美しさを重ねる

近頃の内装材や建材の製造技術はすごいですね。

ファミレスで天井を見上げて

「おっ、杉の内装材じゃないか!」

と喜んだのもつかの間、よく見るとビニールクロスに木目を印刷したものだった、

なんてことは何度か体験しました。

近年では木材や皮革の質感も忠実に再現した

メラミン性の建材も盛んに売られています。

でも私は思うのです。

ビニールクロスやプリント合板は出来上がった瞬間が美しさのピーク

日が経つごとに色褪せていきます。

つまり、工場出荷の時が最高で、日を重ねるうちに劣化していくのです。

百年木材は時間の経過と共に美しさを重ねます。

それはつまり昨日より今日がより美しい。

毎日が美しさのピークということ。

明日になって見つめたその瞬間が木材の最も美しい時なのです。

10年後の今日も、30年後の今日も

その日が美しさのピークということ。

貴方も百年木材と一緒に美しさを重ねてみませんか?