木製雑貨のお手入れ

木のお手入れ

木のある暮らしは素敵だなと思いつつも、お手入れはハードルが高いなと思う方も多いのではと思います。かく言う私もお手入れの事を考えるとなかなか手を出せずにいました。

お手入れ方法は、仕上げの仕方によって異なります。

木材の本来の質感を生かした無垢は時間が経つ毎に味わいが増しますが、反面、傷がつきやすい、水に弱いといったところもあります。無垢のお手入れは、米ぬかをガーゼなどの布に入れ刷り込むと自然な艶が出ます。

無垢の一輪挿し

オイル・ワックス仕上げの物は、表面に荏胡麻油など主に植物性のオイルや蜜蝋を染み込ませています。木の風合いを生かしつつ、湿気を吸収し乾燥しているときは水分を放出するという木の呼吸機能を妨げない仕上げ方法です。           お手入れ方法は、乾いた柔らかい布でホコリを取り、汚れがひどいときは固く絞った布で拭いた後、乾いた布で拭き良く乾かします。定期的にオイルや蜜蝋でお手入れをすると使い込むほどに風合いが増してきます。

ククサ

カッティングボードやカップなどキッチン用品は、使用後出来るだけ早く柔らかいスポンジと中性洗剤で手洗いし、水分をふき取ってよく乾かします。食洗器や乾燥機、漂白剤は使用できません。

定期的なお手入れは必要ですが、くすみや劣化となるものも、木材では風合いや味わいとなります。そしてそれは自分の手で作られた2つとないモノになります。

自分だけのモノを育ててみませんか?