折敷
杉を使用
シンプルなデザイン
選べる2サイズ
百年木材
【折敷】の特徴
百年木材の杉
樹齢100年を超える国産銘木「百年木材」の杉を使用し、赤身の柾目板で製作しました。木目などの見た目の美しさだけでなく、赤身の杉は環境の変化、虫や湿度にも強いことが特徴です。原木市場に足を運び、熟練のプロの目利きにより木材を厳選、そして木取り、製材の工程を経て商品が誕生しました。
飽きのこないシンプルなデザイン
木工作家の神野氏によってデザインされた折敷は、ひとつひとつ丁寧に手削りされた縁がポイント。シャープなエッジで折敷の表面を品よく仕上げています。飽きのこないシンプルモダンなデザインは、食卓をスタイリッシュに演出します。長く美しく使える無塗装仕上げです。
用途に合わせて選べる2サイズ
お食事に使うときには「大」を、お茶菓子とお茶のときには「小」を、用途に合わせてお選びいただけます。食べ物や小さな器を載せても余白が生まれるゆったりしたサイズをご用意しました。お茶の時間を豊かに、いつもの食卓もより一層ごちそう感が増すでしょう。おもてなしなどの際にもぜひご活用ください。
用途に合わせて選ぶ
2サイズ
百年木材とは
樹齢100年以上の木材のみを使用
樹齢100年以上の木材は、耐久性や強度に優れ、年輪の密度が高く細やかな美しい木目が特徴です。百年木材事業では、確実に100年以上たっている原木のみを仕入れています。
国産材のみを使用
輸入材ではなく、国産材のみを使用しています。日本の各地へ足を運び、産地がわかる木材を厳選し仕入れています。
環境に優しい木材乾燥
木材の品質を決めるほど重要な要素である木材乾燥。当社では長期間の天然乾燥と人工乾燥を組み合わせています。人工乾燥は環境に優しいバイオマス燃料を使用。当社の独自の技術により、樹木そのものの色や艶を保持しています。
そだてものである
永く使い込むほどに味わいが増しよくなっていくもの。百年木材から生まれた商品を私たちは「そだてもの」と呼びます。
折敷の
誕生秘話
「海外の大切な友人に、日本の文化を感じる品物を送りたい」
そんなお客様の声から始まりました。
古くから日本人の食卓には必ず、お膳に折敷が使われてきました。
私たちは、折敷の素材を木造建築において高級部材である
「杉の柾目板」を選び、日本の文化、歴史、風土を表現しました。
シンプルなデザインの折敷は、日本から遠く離れた海外でも、
ランチョンプレートや、ティータイムのお皿としても使っていただけます。
ご依頼いただいたお客様、ご友人にも大変喜んでいただけました。
杉の柾目板
柾目とは、年輪と直交にした断面で真っ直ぐな木目のことを指します。
原木(丸太)の樹心またはその近くを通るように鋸を入れる挽き方を柾目挽きといいます。
まっすぐで細やかな木目の美しさが特徴です。
クリエーター
日常に寄り添う「美」 洗練されたデザインの木工作品。
<木屋かみの> 神野達也 大分県由布市出身、大阪・東京でプロダクトデザイナーとして活躍、その後1993年に大分県に生活拠点を移す。県内の家具メーカーのデザイナー、木工研修所の嘱託職員を経て、1998年に塚原高原で木工作品を制作販売する工房〈木屋かみの〉をスタートさせる。
折敷のお手入れ方法
普段のお手入れ
【道具】オイル、キッチンペーパー
- 1. キッチンペーパーにオイルを染み込ませます。
- 2. 乾いた折敷の表面に塗布、満遍なくオイルをすり込みます。
- 3. 数時間、室内で乾かします。
小キズのお手入れ
【道具】ヤスリ、オイル、キッチンペーパー
- 1. ヤスリは使いやすい大きさにカット、240番を使ってキズを優しくやすります。
- 2. キズが消えたら仕上用ヤスリで周りと馴染むように仕上げます。
- 3. オイルを塗布し室内で乾かします。
打ち痕などのお手入れ
【道具】アイロン、お湯
- 1. キッチンペーパーにお湯を含ませ打ち痕やキズにあてます。
- 2. 1の上からアイロンをあてます。熱で樹木を膨らませることで表面の凹みをなくすことができます。
○オイル/アマニオイル・エゴマオイル・オリーブオイル(いずれか1種)
○キッチンペーパー
○ヤスリ/240番(キズ汚れ取り用)・600番または800番(仕上用)
○アイロン
– 折敷の豆知識 –
折敷とは
折敷(おしき)とは、器に盛り付けたお料理をのせるものです。お盆との違いは、お料理を食卓まで運ぶために使われるお盆に対し、折敷は食卓の上に敷いて使います。また、基本的に器をのせますが、折敷に直接お料理を盛り付けることもできます。和食器はもちろん、シンプルなデザインの洋食器にも使え、食卓に品を添えます。
折敷の歴史
折敷の歴史は古く、文献によると平安時代にはすでに庶民の間でも食器のかわりに使われていました。語源は、木の葉やなどを「折って敷く」「折敷く」に由来します。現代においては茶懐石料理や神事などに限らず、テーブルコーディネートとして、食卓を粋に演出する道具として使われています。