樹齢約300年のシオジで世界に一つだけの特別なテーブルを

現在、納品を今か今かと待っている

テーブルセットがあります。

 

今年の2月

私はピッチイベントのアトツギ甲子園に出ジョイしましたが、

このイベントで出会った

とある企業の社長様が

自宅でのダイニング兼仕事用のテーブルを

オーダーして下さったのです。

私たちには、

杉・檜以外にも、

思い入れの深い木材があります。

シオジです。

百年木材スタートアップ時に

シオジの原板を仕入れストックしていました。

このシオジは

社長である父が

福岡の銘木市場で修行していた20代の頃

お客様へ販売した板です。

約35年後

父はこのシオジの板と

熊本で再会しました。

当時

和室のとこ床などに使われる

高級木材として買われて行った木材でした。

その後、

時代は洋風化が進み

木材は規格化され

銘木の出番が少なくなりました。

そしてこのシオジは最初に買われた銘木屋さんから

父の元へ戻ってきたのです。

『あの時に自分が売ったシオジや!』

⁡ 百年木材をスタートアップする際に

銘木市場へ仕入れに来た父は

一目見ただけで分かったそうです。

いつか特別な品物を作る時のために

持っていよう、と

このシオジの原板を購入しました。

今、

このシオジ原板が無事にテーブルと生まれ変わり、

出発の日を待っています。

天板制作は

国富町 木屋工房 濱砂様

鉄脚は

土々呂町 tetu ko-bou 平野様

お二人のご協力のおかげで

シオジの原板が素晴らしい

世界に一つの特別なテーブルに

生まれ変わりました。