創業の精神

昭和34年、創業者岸本雄吉は独立を決意しました。
雄吉30歳、希望に満ち溢れた船出でした。
その日仕入れることのできる最高の木材を最高の製品にしてお客様に喜んで頂く。
そのことばかりを考えた木材一筋の人生でした。
『世の中に良い木も悪い木もない。
人間も同じだ』雄吉がいつも口にしていた言葉です。


百年育てる
百年の森を育てるということ
百年の森を育てる
そこには覚悟があり
哲学があり
文化があり
時間がある


百年使う
百年使うということ
おばあさんの家具を、お母さんが受け継ぎ、孫に渡す
それが百年使うということ。
そんなことは夢物語でしょうか?
私達は必ず出来ると信じています。
想い
百年木材への想い
23歳で福岡の銘木市場へ修行に出ました。
そこで百年木材に出会いました。無知な私にも『これは特別な木材なのだ』と理解できました。
何千本の木材が束になっても敵わない存在感、今まで見たことのない独特の風合いに魅了されました。
『百年育つと木は別物になるんだよ』と先輩が教えてくれました。
『いつか百年木材を扱える材木屋になろう!』
しかし時代は百年木材を必要としない方向へ流れました。
歳を重ねるに連れて、あの時の『百年木材を扱える材木屋になろう』という誓いを、重出すようになりました。
その想いは、少しずつ大きくなり、いつしか実現しなくてはならない事として私の中に育ちました。
